ウイスキーの現場から
こんばんは。WhiskyLab編集部の関西担当です。
この前、仕事帰りにふらっと立ち寄ったのが、京都の三条木屋町にある「長濱浪漫ビール HOP 三条木屋町店」。以前もコラムでオープン情報についてご紹介しました。カウンターとテーブルがあって、落ち着いた雰囲気。外の喧騒とはちょっとだけ距離を置ける、ちょうどいい空間です。
クラフトビール、ウイスキーのラインナップが充実していて、「アマハガン 沖縄エイジング シェリーカスク」という名前が目に入りました。せっかくなら新作を飲んでみたいなと思っていたのと、蒸し暑い夏の夜だったので、「沖縄」の響きが気になって、注文してみました! (写真左)
ストレートでお願いして、グラスが運ばれてきた瞬間から、ふわっとやさしい香り。いちじくや完熟みかんみたいな甘さがあって、そこに紅茶や少しウッディなニュアンスも感じました。南国で育ったウイスキー、という説明がしっくりきます。
ひと口飲んでみると、まず感じたのは「やわらかい」感じでした。アルコールの角がなくて、まろやかで飲みやすいのに、ちゃんと深みもあります。シェリー樽系が苦手な人でも飲みやすいかもしれません。
お店のカウンター席で、高瀬川をぼんやり眺めながら、このウイスキーをちびちび飲んでいると、なんとも言えない贅沢な気持ちになりました。誰かと語り合うのもいいけれど、こうやってひとりでじっくり味わう時間も悪くないなと改めて思います。
「アマハガン 沖縄エイジング シェリーカスク」、夏にで飲むのにぴったりな、やさしくて奥行きのある一杯でした。また暑い日の夜に、ゆっくり飲みに行きたいです。