みなさんこんにちは!Whisky Lab 編集部のキマジメです。
今週の「ウイスキーの現場から」は、千駄木にあるBAR「UNBAR」さんで体験した”黒千代香“についてご紹介したいと思います。
“黒千代香”、みなさんこの漢字、読めましたか?笑
読めた方はかなりの通か鹿児島ご出身かもですね。
これは“クロジョカ“と読み、鹿児島の陶磁器でできた土瓶のことで、主に焼酎用として使われているそうです。
この黒千代香で何を体験したかと言うと、そう、“ウイスキーのお湯割り”なんです!先に感想を言ってしまうと、うまい!の一語に尽きます!
寒い冬に「温かいお酒を飲みたいなぁ」と思うことはみなさんも大なり小なりあるかと思いますが(なかったらすみません。。)
飲まず嫌いというか、特にホットウイスキーだと”鼻につんとくる“イメージがあって、ワタシもこれまで未体験のままでした。
が、、これが実にうまい!
鼻につんとくるなんてことはなく、想像を超えるまろやかで、声をだして驚いたほどです!
それにしてもここまでまろやかになるものかと、一人で呟いているとみかねたマスターが秘密(の一部)を教えてくださり、事前にウイスキーと水を混ぜて一晩寝かしてあるとのこと。
いわゆる前割りってやつですね。
一晩寝かすことでしっかりとウイスキーと水が馴染み、それをその場で丁寧に温めてくれることで
あのまろやかさが生まれるのだと知りました。
ちなみに、使用しているウイスキーは「シーバスリーガル ミズナラ12年」とのこと。
ブレンデッドで、しかも日本人の口に合わせて仕上げているウイスキーなので、それもベストマッチの理由の一つかも知れませんね。
寒い日に日本酒の熱燗を飲むように、ウイスキーも季節に合わせた飲み方が色々出てくると良いなぁとしみじみ感じた、幸せな夜でした。
最近はウイスキーの水割りも復権というか、お勧めするお店が増えてきて「とりあえずハイボール」一択ではなくなって来ているなぁと思ってます。
ウイスキー好きとしては選択肢が広がって嬉しい限りです!
今回の黒千代香(お湯割り)しかり、ぜひ皆様も機会があれば色々なウイスキーの飲み方を試してみてはいかがでしょうか?ますますウイスキーライフが充実すること間違いなし、です。