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ウイスキーの現場から

ウイスキーラバーのみなさん、こんばんは。

今回はプレミアムウイスキー「カバラン」からブランドアンバサダーが来日し、テイスティングセミナーを開催するということで早速参加してきました!

ウイスキーラバーの皆さんはカバランについてすでにご存知かとは思いますが簡単におさらいすると、カバランは2005年に蒸溜所を創設し、2008年からウイスキーを発売しました。蒸溜所は台湾の北東部の宜蘭県(ギーラン)という山岳地の水が豊富な場所に位置します。カバランが蒸溜所を構えるのは、亜熱帯の地域でウイスキーづくりに向かない場所と言われながらも、金車グループの30年に及ぶ飲料事業で培った知見を活かし、高品質のウイスキーの生産に成功。現在では世界各国のコンペで最高賞を受賞するなど評価を得ているウイスキーです。

セミナー会場に入ると、4種類のカバランがテイスティンググラスに入って並んであります。

今回のテイスティングは、左から以下の4種類です。

■カバラン クラシック

■カバラン トリプルシェリーカスク

■カバラン ソリスト エクスバーボン

■カバラン ソリスト ヴィーニョ

そして今回はカバランのブランドアンバサダーであるデイビッド チェン氏が来日し講師として登壇されました。

まずはスライドでカバランのブランド名の由来や台湾だからこそ生まれる味わいなどについて説明していただきました。

デイビッド氏の穏やかでユーモラスなキャラクターもあって、時折参加者も笑顔になりながら説明を聞くことができました。

そして、テイスティング。

今回は4種類のカバランをテイスティングさせていただきましたが、いずれもカバランの複雑なフルーティさを感じさせる香りが印象的でした。

特に、トリプルシェリーカスクはオロロソシェリー樽とペドロヒメネスシェリー樽、モスカテルシェリー樽の3種類の樽を使用しており、ナッティな香ばしさや奥深い甘さを感じることができました。最近、個人的にシェリー樽熟成のウイスキーにハマっていますが、このトリプルシェリーカスクはお気に入りの一つになりました。

今回のテイスティングセミナーを通して、やはりウイスキーをゆっくりと時間をかけて楽しむことの大切さを改めて感じさせられました。じっくりとウイスキーと向き合うことで、これまで見過ごしていたことに気づくことができたり新たな発見があったりとますますウイスキーの魅力を感じることができたと思います。

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