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ウイスキーの現場から

みなさんこんにちは!Whisky Lab 編集部のキマジメです。
今回の「ウイスキーの現場から」は“BARでのウイスキーのボトルキープ”についてご紹介させて頂きます。

「ボトルキープ」と聞くと、スナックや高級クラブ(あまり行ったことはありませんが、、)を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?何となくBARではショットで、スナックなどではボトルキープ、という風に使い分けているのかなぁと思っています。私もその1人です。

BARでは色々な種類のウイスキーを飲みたいので必然的にショットとなり、スナックでは(私のライフスタイルベースのため高級クラブでなくてすみません。。)会話や皆で盛り上がるのが目的ということもありボトルキープが向いていますよね。必然というより自然の摂理といった方がしっくりきますよね。

さて今回の本題ですがBARでも(一部のお店では)ボトルキープできることは皆さんもご存知だと思いますが、先日超高級ホテルバーに行く機会があり、そこで見つけたボトルキープについてご紹介します。

場所は六本木のミッドタウンにあるザ・リッツ・カールトンホテルの45階にあるTHE BARでのこと。
行かれた方も多くいらっしゃると思いますが、ラグジュアリー感が溢れまくっていて、ホントにすごいですよね! お客様もたくさんいらっしゃったのでさすがに写真撮影はできませんでしたが、外国人の方と見るからに(私の偏見、ひがみかも知れませんが、、)六本木に住んでます的な方々が大半で、それだけでも酔いが回りそうでした笑

※ザ・リッツ・カールトン東京のHPの写真です

話を戻しますと、、このTHE BARではウイスキーをボトルキープすることができます。しかし、、有料のメンバーシップ制度への入会が必要となり、入会金や年会費はここではふせておきますが、やはり特別な方々向けのサービスなのだと感じました。THE BARの名誉のために補足(訂正?)させて頂きますと、このサービスはボトルキープとは言わず「プライベート・ロッカー・クラブメンバー」と呼ばれています。

※価格については人ぞれぞれだと思いますが、ボトルは5本までキープ可能で、自分の名前が刻印されたクリスタルグラスを2脚いただけたり、割材はもちろんフリー、ボトルキープ価格も25%引きだったり、宿泊費やホテル代が割引になるなど、実はかなりお得感満載のサービスなのです!ご興味ある方はホームページをご覧になってみてくださいー

THE BARの中でたまたまディスプレイとしてキープボトルが置いてあり、かなり気に入ったというか、印象的だったのがボトルネーム(タグ)です。

写真をみていただくとお分かりの通り、リッツカールトンホテルのシンボルである「ライオン&
王冠」のマークが刻印された、厚くて重いメダルが“ボトルキープの証“となっており、しかもスナックで見るような“手書き”で“キマジメ”なんて書いてなく、3ケタの番号が刻印されているのです。

名前がついたタグがついてなくても、「キマジメ様、お帰りなさいませ」などと一流のサービスを受けられることに違いありません。くーっ、お仕事頑張ってこんなところでボトルキープできるようになりたいものです!!

キープされている棚をみると山崎18年や響17年、マッカラン18年など垂涎モノのウイスキーばかり。。さすがリッツ(の常連様)。。きっとお客様のリクエストに合わせて、どんなウイスキーでも用意する覚悟と力をお持ちなんでしょうね。さすが「サービスが伝説になる時(昔、社会現象になった本です)」のリッツ。ちなみにこちらのウイスキーは「久住蒸溜所のブレンデッドモルト、Green Dram(グリーンドラム)」です。このセンス、ホテルもお客様もさすがです!

※久住蒸溜所
2021年より蒸留を開始。代表を務めるのは洋酒専門の津崎商店を営む宇戸田祥自氏。29歳で家業に入り、「好きが高じて」みずから蒸留所を作ることを決意。ベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏に教えを受け、同年1月にウイスキーの製造免許を得て念願の久住蒸溜所を開設。

 

ホテルバーに行く機会はあまり多くありませんが、普段の行動範囲内でなく、今回のように活動範囲を広げてみると、それだけで新しい知識・体験に出会うことができるということに気づかせてもらえた貴重な夜でした。
これを機に、ホテルバー巡りをしてみたくなりました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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