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ウイスキーの現場から

みなさんこんにちは!Whisky Lab 編集部のキマジメです。

前回の「ウイスキーの現場から」で「ウイスキー×アンティーク雑貨」についてご紹介させて頂きましたが、今回は「アンティークウイスキー」についてご紹介します。

バーの楽しみのひとつに「珍しいウイスキー、ボトルとの出会い」がある方も多いのではないでしょうか?
ご多分に洩れず私もその1人です。

先日とある老舗のBARに訪れた際、すごいアンティークボトルを見せてもらいました。
それが写真にある「グランツ12年 天皇皇后陛下 訪英記念 ボトル」です。

裏面のラベルをみると「1971年10月」との記載があり、なんと52年前のボトルでした!
(皆さま産まれていらっしゃいますか??)

陶器ボトルの美しさに圧倒されつつ胸部部分をみると「ウイスキー特級」の文字が!この表現、何とも懐かしいとうか、めちゃめちゃエモくないですか?? やっぱアンティークっていいなぁ。
(1416の数字が何を表しているかは不明です。。)

どのくらいすごいボトルなのか、価格はどれくらいなのかなど下世話な興味も手伝ってネットで調べてみると、、、何と、情報ゼロ!! ゼロって、、なかなかないですよね。でも色々と検索キーワードを試みても結果はゼロ。。一部画像検索でヒットするのもありましたがその先の情報はゼロ。。
残念ながら、この事実が逆に凄さを表しているのだと納得しました。

バーテンダーさんも詳しい情報は不明とのことですが、天皇皇后陛下の英国訪問を記念して、そのためだけに英国が(グランツ社に依頼して)作られた限定ボトルでは、、とのことでした。
そもそもの少数生産のボトルが、何と52年の時を経て、とあるBARでお目にかかれるとは、、
不思議なご縁を感じつつ、これがBAR巡りの醍醐味だよなーと一人で悦にひたるワタシなのでした。

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