MENU

ウイスキーの現場から

みなさんこんにちは!Whisky Lab 編集部のキマジメです。

今週の「ウイスキーの現場から」は、根津の隠れ家「BAR 長谷川」さんの名物「氷なしハイボール」について紹介したいと思います。

長谷川さんが隠れ家であることは間違いないのですが、それでもBARファンには知名度が高いということもあり、とても隠れていられないほどの人気店です(笑)。なので私はできるだけ17時の開店間際に行けるように、時間や仕事をかなりやりくりしています!(仕事をサボっているわけではく、BAR巡りも仕事の一環ということで許可をもらい、、その分、夜間仕事に励むことになるわけですが。。)

さて「氷なしハイボール」。ハイボールがすっかり国民的なお酒として定着したとは言え、「氷なし」は未体験の方が多いのではないでしょうか?しかしそれもそのはず。「氷なし」を出してくれるお店そのものが少ないので、逆に飲んだことがある方の方が稀なのではないかと思います。

BAR巡りが好きな方であれば「サンボア」「ロックフィッシュ」といったBARをご存知の方も多いと思いますが、「氷なし」はこれらの老舗BARでしか飲めない、と言っても過言ではありません(過言でしたらすみません。。)。それほど貴重ということです!

BAR長谷川のオーナーバーテンダーである長谷川さんはその「サンボア」「ロックフィッシュ」で研鑽を積まれた、、ということがあり、根津のBARでもこの伝統的なハイボールが味わえることになったわけです。

一般的なハイボールというと「氷モリモリでキンキンに冷やして」が浸透していることもあり、「氷がないと(ぬるくて)美味しくないんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、それがまったくそんなことないんです!

ウイスキー (長谷川さんではサントリー角瓶)を冷凍してトロトロにして、グラスもソーダもキンキンに冷やしているので、温度はまず文句なし! そして何といっても「氷で薄まっていない。飲みながら薄まることもない」ので、ウイスキー の風味をピュアに味わうことができる、至高の一杯になるのです!

長谷川さんでは角をダブル(2オンス程度)入れているそうですが、そんなに濃いと感じることがないのもキンキンに冷えている&ソーダとの調和がバッチリだからと言えます!ほんとに美味しい!

私はBARで飲むときは多くの種類のウイスキーと出会いたいので「おかわり」をすることはないのですが長谷川さんだけは別です。最低2杯、多いときは4杯頼むことも珍しくありません。それほど美味です。

これから暖かいを通り越して暑くなる季節がやってきますが、ぜひ皆様にもこのキンキンに冷えた「氷なしハイボール」という老舗&名店の代名詞を味わっていただきたいと思っています!

ウイスキー注目ランキング

関連コラム